【完】白のあなたに恋をする



「でもっ大丈夫だよ?昔のことだしっ

もともとそんな過去なくても男子と話すの、昔から

苦手だったし…」



そういっても、れなは表情を変えなかった。


「ごめんね…そんな辛いこと聞いちゃって…」


「ううんっ…でも私変わりたいと思ってるの」


「変わりたい…?」


「うん…ちゃんと…男子と…七橋くんと話せる

ようになりたいな。」


「杏…」


私がニッコリ微笑むとれなは安心したようにつられて

笑った。


「…あたし、協力するよ!!」


「れな…」
< 44 / 415 >

この作品をシェア

pagetop