【完】白のあなたに恋をする
綺麗な白髪が太陽の光でキラキラと光っている。
綺麗だなぁ…。
「…またか。」
七橋くんは困ったような呆れたような表情を
浮かべた。
「俺に関わるなっていったろ?」
「でも、ここは七橋くんの場所じゃないんでしょ?」
我ながらびっくりした。
自分がこんな強きなことを言うなんて…。
「………………。」
ドアの近くに立ちっぱなしも変な感じがしたから、
私は昨日寄りかかった柵に寄りかかった。