悪魔か天使か!?〜David or angel〜
ジェットコースターからおりた後、私達に気まずい時間が流れた。
それを遮ったのは魅月だった。
「楽しかったぁ〜!!」
笑みを浮かべる魅月。
「うん...っ。」
さっきのなんだったの?
私への告白?
聞きたいことはいっぱいある。
「さっきのマヂだから。」
...っ。
さっきの告白のことだよねぇ?
なんで?
だって魅月には...
「有紗いるぢゃん。」
「...有紗とは別れる。」
「なんで!?なんでよ!?そんな有紗ちゃんへの思いは小さかったの!?飽きたらすぐ女変えるような?そんな魅月なの...?」
「飽きたとか...そんなんぢゃねぇよ...っ。」
私は魅月にそっぽを向け、そのまま走っていった。
魅月のバカ...。
走っていった先には夕陽と有紗の姿が見えた。
夕陽...っ
有紗...っ
え...
なんで...?なんでよ...?
なんで夕陽と有紗が......
キスしているの...?