恋が叶うまで


「そんなことないっすよ」

輝羅は微笑みながら言った。
‥笑顔可愛いな。
って‥なに考えてんの、あたし。

「なに見てんだよ」

急に真顔になったかと思えば
冷たく呟いてくる。
‥ほんと、なんなのこいつ。

「別に」

あたし達の会話をぱぱは心配そうに見つめる 。

「ごちそうさまでした」
「あ、私が片しますよ」
「いやいや、大丈夫っすよ」

輝羅は自分で食器を片付ければ部屋に戻った。
< 24 / 33 >

この作品をシェア

pagetop