恋が叶うまで


高杉くんは
見かけによらず
ちゃんとノート取ったり
先生の話を聞いてる。


「今日はここまでな。
明日、ここの問題やって提出するように」

「やっと昼御飯~」

「‥」

「あ、高杉くんさ
学校案内したほうがいいよね?」

「‥結構だ」

高杉くんは教室から出ていった。
‥わかるのかな?

「恋~
中庭で食べよ~」

「あ、うんっ」

「あれ、高杉は?」

「‥どっかいっちゃった」

「学校わかんのかね?」

「さあ‥」

高杉くんのことを心配しながら
中庭に向かった。

あの人が下宿人‥?
< 9 / 33 >

この作品をシェア

pagetop