白の恋

感触


僕らは出逢ってすぐにsexした。


それはとても自然な行為で
まるで昔から恋人だったみたいに
違和感がなかった。


暗闇の中で触れる彼女の肌の温度や、
微かに震える呼吸に、自分の中の
”雄”の部分が震え立つ感じがした。



正直…自分の中にも
こんな感覚があったのかと驚いた…。



それはどこか苦しいほど切なくて、

まだ自分にも解らないほどの
得体の知れない狂暴さをもっている気がした。
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