白の恋
父の再婚相手は小柄で可愛らしく、
少し頼りなげな印象のある人だった。


”守ってあげたい”とでも思ったのだろうか?
父は知人から勧められたお見合いで知り合った義母と3度会って結婚を決めた。


義母には僕と同い年の女の子がいた。


それが湯月だった。


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