白の恋

黒くて長い髪、白く発光しそうな肌、
猫のようにくりっと魅惑的な瞳の少女だった。




見た瞬間に僕の全ての神経が
粟立つように全身を駆け巡った。


こんなことは初めてだった。


理由もなく、
話しかけたくなった。



彼女の声が
ただ聞きたくなった。



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