龍とわたしと裏庭で⑥【高3新学期編】
「えーとね」
わたしは赤くなってうつむいた。
「圭吾さんに見とれちゃった」
ちょっとだけ間があった。
「僕は君の基準に達してる?」
「基準って、何の?」
「君の彼氏としての、さ。合格点をくれるかい?」
わたしは頷いた。
わたしの彼は圭吾さん以外に考えられないもの。
圭吾さんはフッと笑うと、わたしの唇に掠めるような軽いキスをした。
わわわっ!
心臓に悪い!!
「行こうか?」
「うん……」
差し出された手に、自分の手を重ねる。
ギュッて手を握られたら、わたしの胸もキュッと締め付けられた。
「ほら、リラックスして」
圭吾さんが、からかうように言う。
わたしは赤くなってうつむいた。
「圭吾さんに見とれちゃった」
ちょっとだけ間があった。
「僕は君の基準に達してる?」
「基準って、何の?」
「君の彼氏としての、さ。合格点をくれるかい?」
わたしは頷いた。
わたしの彼は圭吾さん以外に考えられないもの。
圭吾さんはフッと笑うと、わたしの唇に掠めるような軽いキスをした。
わわわっ!
心臓に悪い!!
「行こうか?」
「うん……」
差し出された手に、自分の手を重ねる。
ギュッて手を握られたら、わたしの胸もキュッと締め付けられた。
「ほら、リラックスして」
圭吾さんが、からかうように言う。