龍とわたしと裏庭で⑥【高3新学期編】
「うん。黒くて小さくてカワイイの」
わたしは大好きなチョコチップと。
「松子さんとこの犬?」
美幸は、抹茶アイスとの和風の組み合わせだ。
「そう。要さんに見てもらったの」
「ああ、要さんのオススメなら間違いないよ。あの人、『聴き耳』だから」
「『聴き耳』って?」
美幸は口の中のアイスを飲み込んだ。
「動物や植物の声が分かるの。木造なら、建物のも」
へっ?
「警察官になる前も、県警によく呼ばれるって噂、あったわね」
亜由美も知っているらしい。
「噂じゃなくて真実。よくテレビでFBIがやってるじゃない」
「超能力を使ったプロファイリング?」
「そうそう、そんなやつ。正式な証拠にはならないけど、捜査の役に立つらしいよ」
びっくり
「だから、そのワンコは最初から志鶴を気に入ってるはず」
わたしは大好きなチョコチップと。
「松子さんとこの犬?」
美幸は、抹茶アイスとの和風の組み合わせだ。
「そう。要さんに見てもらったの」
「ああ、要さんのオススメなら間違いないよ。あの人、『聴き耳』だから」
「『聴き耳』って?」
美幸は口の中のアイスを飲み込んだ。
「動物や植物の声が分かるの。木造なら、建物のも」
へっ?
「警察官になる前も、県警によく呼ばれるって噂、あったわね」
亜由美も知っているらしい。
「噂じゃなくて真実。よくテレビでFBIがやってるじゃない」
「超能力を使ったプロファイリング?」
「そうそう、そんなやつ。正式な証拠にはならないけど、捜査の役に立つらしいよ」
びっくり
「だから、そのワンコは最初から志鶴を気に入ってるはず」