☆甘い授業と俺☆
お見合い Side瑞樹
ついに告白をした。
会ってまもない。
数ヵ月しか一緒にいないのに。
しかも高校生相手に大人がなにやってんだか…。
自分自身にあきれながらも。
俺の胸で泣き続け、泣きつかれてしまったのか。
寝てしまった璃優を見ながら思う。
俺の胸で寝ている璃優をベッドに寝かせ、頬にある涙のあとを手で拭った。
そして、顔にかかってる髪をかきあげた。
正しく深呼吸をしながら寝ている璃優を見ながら…。
悩むことがたくさんある。
「…璃優。」
やっぱり、こんな璃優は初めてだ。