☆甘い授業と俺☆


そんな予感が心に引っ掛かりながらも。


月日は過ぎていく。


気づけば、半袖のシーズンになっていた。



遠藤はうつになりかけていたが、回復していき、持ち直した。


今ではそろそろ退院できるだろうと言われている。



璃優はというもの、あれ以来、声は出るが、それ以外、回復がいまいちわからない。



コンコン ガラッ


「璃優、おはよう!」


朝の回診で璃優の部屋に来た。


「おはようございます!」


少し会話を代わし、璃優と離れ、次の病室へと向かった。



そういえば、最近気にしていなかったが、
"声が出るようになったら話す"
と言っていた、内容はどこにいったのだろう?



それが解決しない限り、ずっとこのままな気がする。




< 158 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop