☆甘い授業と俺☆
中に入ると
お父さんと璃優がもめていた。
といっても、お父さんの方が一方的に。
「っ…またお前らかよ。」
璃優のお父さんが俺と田中さんを見て言う。
「何をしてるんですか?」
俺が聞いた。
「俺が璃優を守る。」
といきなり言ってくる璃優のお父さん。
「…え?」
思わず声を発してしまった。
「だから…」
お父さんが話そうとすると…。
「やめて!」
璃優が声をあげた。
え?
「やめて…。お父さんは何も言わないで…。」
璃優は必死にお父さんを止めた。