☆甘い授業と俺☆
そんな様子を見ていたら、
自分が考えていたことがバカらしく思えてきた。
璃優は単純に一緒に居たいだけだよな。
そう思い、
俺も着替えの準備を始めた。
一緒に廊下を歩いて大浴場に向かった。
「おっきいかなぁ?」
「おっきいだろうな!」
「何個もあったりしないかな?」
「どうだろうな?」
さっきから璃優は質問ばかり。
そして興奮してる様子。
まさか…
「こういう場所…初めて?」
不思議に思い聞いてみた。
「うん♪初めて!」
笑顔で答えてきた。
まじか…。
「だって私の親仲が良くなかったって言ったでしょ?
だから、家族旅行とか行ったことないんだ!」
璃優は普通に答えてきた。
あ…そっか…。