☆甘い授業と俺☆
お湯は少し温いくらいの温度だった。
夕日が、露天風呂のお湯に反射して、
お湯は赤とオレンジ色に見えた。
そこに浸かりながら俺は海の向こうにある夕日を眺めていた。
夕日は海にも反射していて、
すごくきれいだった。
あぁ。璃優と見たかったなぁ…。
なんて考えながら、その絶景スポットに
すっかりはまりこんでいた。
1人ふたりしかいない露天風呂の、
この贅沢感に浸りながら…。
約束の1時間が近づいてきた頃、
大浴場を出た。
出入り口の前には、小さな憩いの場があった。
そこで璃優を待ちながら、
置いてあった雑誌を手に取り、
読み始めた。