☆甘い授業と俺☆


「やめて、言わないで萌恵…。
あっちゃんも…ごめん…。」


そう璃優は言うと、走っていってしまった。


「あ、璃優…!!」


俺はふたりに頭を下げて、
走っていった璃優を追いかけて走った。


部屋に着いた。


「璃優?」


ドアを開けながら璃優に話しかけた。


「ごめんね、瑞樹…。」


こんなことになって
とでも言いたいのだろう。


俺は言わせなかった。


「璃優?自分を攻めるな!
んー1人で少し考えたいよな?
俺自販機にでもいってくるゎ。
ケータイ持ってくから、なんかあったら、連絡しろよ?」


「瑞樹…ごめんね。…ありがとう。」


そう言われた。


璃優の頭をぽんぽんてして
財布とケータイを持ち、
部屋を出た。


「ふぅ…」


つい、出てしまった。


でも…あんな感じで、学校に戻れるのだろうか?


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