雨が見ていた~Painful love~
「あーっ、もー!!!
煽ったのはお前だかんな!悪いのは全部オマエなんだからな!!覚悟しろよ、美織っ!!」
「え、え、えぇ~っ?!」
お決まりのセリフを口に出すと、彼は私の首筋に舌を伸ばしながら、ブラウスの仲に再び手を忍ばせる。
這うようになぞるように動く舌にぞくぞくして、彼が私のブラジャーを器用にはずした瞬間、恥ずかしさでドキリとする。
彼が荒れた熱い吐息を吐きながら、私の胸に触れた時
「…んっ……」
私の口から思わず恥ずかしい言葉が漏れた。
「感じてんの??」
「し、知らないっ!」
「カ~ワイイ。
もっと聞かせろよ、その声。」
そうイジワルに微笑むと、キョウちゃんは私の胸の頂をキュウっと摘まむ。
「……あっ……!!」
痛みにも似たその快感に、たまらずに声をあげると
「デカイのに感度はいいんだなー。」
「…え……??」
「オマエって……マジでエロい。」
イジワルに微笑んで、ブラウスの裾をガバリと上げるとキョウちゃんはもう片方の頂にチュウっと吸い付く。
――な、なにこれ!!
片方はコロコロと転がされて
もう片方からは、とろけるような快感が襲い出す。
「や、やぁ……っ!」
変……変だよぅ……。
お腹の奥がうずうずする。
頭の中が沸騰しておかしくなりそう。
感じたことのない初めての経験
キョウちゃんの頭をギュッと抱きしめながら耐えていると
「たまんねぇの?美織。」
「……え?」
「さっきから足がモジモジしてる。」
キョウちゃんは嬉しそうに微笑むと、私の唇にキスをする。