雨が見ていた~Painful love~
指で散々弄って
舌で遊んで
アイツの恥ずかしい場所はトロトロに恥ずかしいくらいに溶けている。
――これなら…大丈夫かな。
アイツの処女はあの雨の日に俺が無理やり奪ったけれど、あの日以来美織はキスはおろか他の誰ともHをしていない。
セカンドバージンって言うからなー。
丁寧にやってやんねーと、絶対痛いだろ。
期間が開くと久々にヤッた時痛いっていうしな…。
そんな優しいことを思いながらも、もう我慢の限界に達した俺。
ジーンズのチャックを落として、同じく我慢の限界に達したギンギンのムスコさんをお呼びすると
「なぁ、美織。」
「…な、なに…??」
「入れていい??
俺…もう限界…。」
そう言って
アイツの恥ずかしい場所にそっとムスコさんを当てがう。
美織は一瞬ビクリと体を揺らしたけれど
「いい…よ?」
小さな声でそう言って俺の首に両手を伸ばす。
「怖いけど、キョウちゃんなら大丈夫…。」
「美織……。」
「頑張るから。
上手にできるように頑張るから。お願いだからやめないで……。」
訴えるように俺に懇願する美織。
そんな美織が愛しくてアイツの頭をヨシヨシと撫でると
「好きだよ、美織。
俺が欲しいのはオマエだけだ…」
そう言って挿入しようと腰に力を込めた、その時。
玄関のカギがガチャガチャと鳴り玄関の扉がバーンと開いた音がして。
「響弥~~~っ!!響弥~~~~っ!!お、お、お、お、俺のパスポート知らねぇか~~~っ!!?」
「お、お、お、お、親父~~~っ!!?」
俺のクソオヤジが真っ青な顔したまんまリビングに乱入してきやがった。