Forever~君と一緒に~
~ラルフside~アリシアの記憶
僕は、彼女の幼馴染兼侍女に連れられ、アリシアの見えない木の影にいた。
レイという彼女は、どういうつもりで…?
「アリシア様には、何も言わないでください。」
やっと口を開いた彼女の第一声は、これだった。
「なぜだ?アリシアの正体が分かったのだぞ!!なぜ言ってはならない!!」
レイは、半ば泣きそうな顔をしている。
「姫様は、記憶を自らしまい込んでいらっしゃるのです。」
そうして、彼女から聞いた。アリシアの過去を…。記憶を。
レイという彼女は、どういうつもりで…?
「アリシア様には、何も言わないでください。」
やっと口を開いた彼女の第一声は、これだった。
「なぜだ?アリシアの正体が分かったのだぞ!!なぜ言ってはならない!!」
レイは、半ば泣きそうな顔をしている。
「姫様は、記憶を自らしまい込んでいらっしゃるのです。」
そうして、彼女から聞いた。アリシアの過去を…。記憶を。