一直線な人気者
†急接近しました -隼斗Side-
あーームカツク!


何なんだよあの男共!!いきなり桃妃ちゃんの事ナンパして、気安く触りやがって!!


アイツ等2人の片方の男の手が桃妃ちゃんに触れた瞬間、オレの中で何かが切れた。


巨大なダークオーラを背中に背負い、男の手を桃妃ちゃんから引き剥がす。


オレが睨みつけると、2人組の男は脱兎のごとく逃げ出して行った。


「大丈夫!?桃妃ちゃん!」


肩を抱いた状態のまま、桃妃ちゃんの顔を覗き込むオレ。


なぜか桃妃ちゃんは顔を赤く染め、オレの事を見ていた。


……?なんでだ?


今日そんなに暑くないよな?
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