一直線な人気者
オレと桃妃ちゃんの会話を聞いていたクラスメイトの男子2人が茶々を入れて来たので、ギンッ!と睨みつけてやった。
2人はウッと黙り込み、その場から去る。
それでも威嚇していると、桃妃ちゃんがジーーッとオレを見ている事に気づいた。
「桃妃ちゃんなぁーに?ハグじゃなくってお姫様抱っこがいい?」
「違うわよ!その……明智君って、怒ると時々キャラクター変わるよね………?自分で気づいてる?」
オレの様子を窺う様に喋る桃妃ちゃんは、少しだけ戸惑っているみたいだった。
キャラクター変わる?―――ああ、確かにそうかも。
2人はウッと黙り込み、その場から去る。
それでも威嚇していると、桃妃ちゃんがジーーッとオレを見ている事に気づいた。
「桃妃ちゃんなぁーに?ハグじゃなくってお姫様抱っこがいい?」
「違うわよ!その……明智君って、怒ると時々キャラクター変わるよね………?自分で気づいてる?」
オレの様子を窺う様に喋る桃妃ちゃんは、少しだけ戸惑っているみたいだった。
キャラクター変わる?―――ああ、確かにそうかも。