一直線な人気者
パーティー会場であるリビングから、賑やかな声が聞こえて来る。


「随分賑やかなんだね」


「うん、オレや姉ちゃんや弟の友達いっぱい呼んであるから」


明智君がリビングの扉を開けると、皆が一斉にこっちを向いた。


「隼斗ーー、お前どこ行ってたんだよ」


「その子達誰ーーー?」


ウッワァ……本当に人多い……


男女合わせて15人位いるよ………やっぱり明智君って人気あるんだ。


「んーー?オレと同じ学校の友達!ちなみにこの子はオレの彼女!!」


「「「「…………彼女?」」」」


え、皆固まっちゃった!?
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