一直線な人気者
素晴らしく空気読む力0の彼氏に、ピキッと凍りつく私。


「そうだね、美人さんじゃん。隼斗もやるなぁ」


那由行君はこう言ってくれたけど、嬉しい所か逆に冷や汗が止まらなくなってしまった。


「桃妃大丈夫?顔青いよ」


「そりゃあ青くもなっちゃいますよ、真琳さん……」


明智君…忠犬度にプラスして天然度もアップしてる。


私が苦笑いしている内に、那由行君は同じ中学校の友達の所に戻って行った。


那由行君は明智君や布施君が通ってた中学と、同じ学校に通ってるんだってさ。


「フゥ……なんかちょっと疲れたなぁ……」
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