一直線な人気者
優しい声に、優しい笑顔。


ホッとした瞬間、強張ってた体の力が抜ける。


「そっか………ありがとう」


本当はメチャクチャ嬉しかったのに、それだけしか返せないで、ベッドに寄りかかる始末。


なんか情けねぇなぁーーと思ったが、桃妃ちゃんは相変わらず笑ってくれていた。


幸せだよなオレ………こんないい彼女出来て。


カワイイし料理上手いし、思いやりもある桃妃ちゃん。


彼女のステキな魅力を再認識出来たのは良かった……のだが――――…


「………(汗)」


ヤベェ!!


なんかいきなり緊張し出したぁっ!!
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