一直線な人気者
さっきまであんまり意識しないで話せてたのに、急に緊張してきた………っ!


ウワどうしよう!!次の話題が見つからない!!


「あ~~~…う~~~~……」


困り果てて変な唸り声を発するも、いい考えが浮かばない。


イヤ桃妃ちゃん休ませる為に部屋案内したんだし、いっそ会話しないで黙ってた方がいいのか……!?


「誰かナイスアイディアをオレに授けて………」


ベッドに顔を埋め、思いっきり項垂れるオレ。


だが桃妃ちゃんがいきなり笑い声をあげたので、不思議に思って顔を元に戻した。


「も、桃妃ちゃん………?」
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