一直線な人気者
…………なワケ無いか。


明智君が好……好好好好きな子///と話せた位でテレちゃうとは、どうも思えない。


「フーン……お姉さんいるんだ」


そう自己完結させた私は、それだけ返してお弁当を食べるのを再開した。


「後小6の弟もいるんだ!!桃妃ちゃんは何人兄弟なの?」


「………アナタには関係ないので、早くご飯を食べてしまって下さい」


ポテトサラダをモグモグさせて冷たく返すと、シュン…と落ち込む明智君。


まるで寒空の下捨てられた子犬みたいで、思わず吹き出しかけたがどうにか思い止まった。


あ、危なかった………
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