ごちゃ混ぜ万歳=え?詩集ですけど
仮想の雨
確かに濡らす
ボクの身体

ただ二度と
叶わないだろう
夢の欠片


さ迷いながらの
静かな目覚め
包み込む
不快感


居場所を無くして尚
消えないその存在が
やけに鬱陶しかった


きっと
味わいすぎたんだね
使い果たしてしまったんだね
ボクにはもう


残されてなんか
いないんだ


いっそのこと
記憶ごと
課せられた
使命と
まとわりつく不幸全て


消さなくていいから
何処か遠くへ

遠い遠い
ボクの居ない世界へ







ほら、結局
消滅を望む
愚かな自分




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