ごちゃ混ぜ万歳=え?詩集ですけど
DEAR 生意気な糞ガキの皆様へ



知っていますか?私達が体験した氷のような空間を。知らないのでしょうね、だから皆様生意気なのですよね。御免なさい、足りない頭を悩ませてしまいましたか?



私達は2年前、まだ新しい世界に踏み込んだばかりのヒヨっ子でして。そんな私達を仕切るボスが居た訳ですね、ハイ。


その人達はとっても怖かったですよ。「知らない」とか「慣れていない」じゃ決して済まされないのです。


何をしなければならないかは自分で決めろ。出来ないのなら消えろ。



凍てついた瞳で私達を攻撃します。相手は威嚇する事さえしていないのに、私達は抗う事も無く負けました。




私達は影でこっそり言っていました。



「私達はみんな仲の良いものにしようね、絶対だからね」って。




そうしてボスの役割は私達に回ってきます。仲良くやろう、誰も怖い思いをしないように優しくしよう。




でも貴方達は調子に乗りすぎました。もう手のかけられない所まで貴方達はいってしまいました。



でも私一人がそう考えても、いえ。みんな考えは同じ筈なのに優しすぎる。




ボスの中のボスさえ、ただ放っている。




糞生意気なガキの皆様、

はやくその腐れた脳みそを改善しないと、



私が崩壊してしまいそうなのですが?



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