Message of REVENGE
「指紋は残ってそうなのか?」


「血の付いた指紋と

掌紋が残ってまして、

おそらくそれが

犯人のものだろうと…。

現在照合中です。」



そうか…。と

達永は頷いた。


長年警察官として

働いてきただけあって、

少しは刑事…

いや、

警部としての勘が働く。


先程桐島家から、

龍也が今まで使用していた

シャープペンシルを

借りてきて、

指紋照合に提出したところだ。





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