Message of REVENGE
「10分じゃ対した事は

出来ないよな…。」



達永は少し悩んだ後、

思い出したように

この刑事に問うた。



「そういえば、

目撃者はどこにいるんだ?」


「ああ、それなら

あそこに…。」



刑事が指差した先には、

一人の青年が

ベンチに腰かけている。

ここからは

少し俯いているように見える。


…かなりショックを受けているようだ。




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