Message of REVENGE
「思い出すの

辛いとは思うんだけど、

…教えてくれるかな?」



龍也は呟く。



「彩友美は自殺なんかじゃない。」


「…どういうことだい?」


「殺されたんだ。」


「殺された…?

被害者———君の

クラスメイトの子は

誰かに突き落とされたのかい?」


「いや…。

俺が言ってんのは

間接的な話で…。」



それだけ言うと

龍也は口ごもり、

少し無理矢理とも思える様に

結局口を閉ざした。




< 7 / 102 >

この作品をシェア

pagetop