Message of REVENGE
Epilogue
気がつけば

弱かったはずの雨も

大降りになっていて、

魚田が

外の騒ぎに気付き

交差点に

着いた時にはもう、

遠くから

救急車の音が

響き始めていた。



「お、おい西村‼

何が起きたんだ…‼‼」



建物を出てすぐの所に、

少年の横で

地面に座り込む悠稀は、

ゆっくりと

前の方向を指差した。





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