Message of REVENGE
その時、1人の女性が

小さな子供を連れて

龍也の病室のドアに

手を掛けた。



「あっ、ちょ…ちょっと!

困りますよ!

この部屋は

我々警察が警備している

部屋ですから!」


「あぁ…すいません…。

でも、1つどうしても

お礼が言いたいもので…。

どうにか面会させて

頂けないでしょうか…?」



その女性の横にいた子供は、

龍也が命を懸けて

事故から救った、

あの少年であった。





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