Message of REVENGE
「本当に…

息子を助けていただいて

有難うございました…‼

もう…何と

お礼を言ったら良いか…。」



龍也は少し

顔をしかめたが、

何も反応しなかった。



「せめて…

あなたの治療費を

全て私に肩代わりさせて

頂けませんか…?」



事故後今まで

何もせず何も語らなかった

龍也だったが、

それを聞いて突然

龍也は腕を動かし、

横の棚の上に置いてあった

メモ帳とボールペンに

手を掛けた。





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