うさぎさんが好きないちごみるく
彼からとんでもない言葉が聞こえてきて現実に戻された。
ネクタイの色から察すると彼は先輩なので、邪険にもできず…
これをどうすればいいのか、と考えてるうちに、彼は「そっかー」などと言い、一人納得してしまった。
――そして彼は、とんでもない行動にでた。
――グイッ
「ひゃぁ!?」
僕は、いとも簡単に彼に押し倒されていた。
「あの…?
なんの真似でしょう…?
ふざけてるなら退いてください。
僕、そういうシュミはありませんから!!!」
「ふざけてなんかないよー。
そういうシュミって…
好きな人以外に触られること?それなら大丈夫!すぐ好きになるからさ。
ぁ、でもこの間まで中学生だったのかー、なんか気が引けるけど…
俺が大人にしてあげるから大丈夫だよ。」
「!!」