卍きっとまたο
~♪キーンコーンカーンコーン♪~

授業が始まる。

南中では、携帯禁止だけど
私は一番後ろの席でばれにくいから
持ってきてます!!

だから、授業中は
いっつも竜とのメールタイム!
この時間がなにより大好きッ。

ピピッピピッ♪
受信一件 竜汰
【今から授業さぼっていつものゲーセン行こうぜ(`´)】

こんなお誘いもよくあること!♪!

【いいよ~♪じゃぁ美亜はトイレ行くフリするから
竜はその後に保健室行くフリしてね。学校の時計台集合ッ(∀)】

送信っと・・。

ピピッピピッ♪
受信一件 竜汰
【おっけい。じゃあ作戦開始ッッ!!!】

このメールと同時に私は立ち上がる。

『先生~♪ちょっとトイレ行ってくるにゃん☆』
まわりの笑いをとって、時計台へ向かう。
化粧を整えていると後ろから目隠しされた。

「だーれだッ!」

この声は・・・・

『竜だッ!早くいかないと先生達にばれちゃうよぅッ!!
      早くいこう!!!!』
そうやってちょっとあせっていると、
竜はそっとキスをしてきた。


「あせんなって。じゃあ、後ろ乗って。」
唇をはなすと自転車の後ろを指さした。
私は素直に荷台に乗って、
竜につかまった。
「スピードだすからよくつかまってろよ~」

『きゃ~。はやすぎーーー!!!!!!』
おもっきり竜にだきついた。

あっというまにゲームセンターに到着ッ!!
「美亜~。プリクラとろうぜ?」
『なんか竜女子みたいでね。プリ撮りたがるなんて・・。』
「うるせーなぁ!!いいから行こう。」
しかたなく撮ることにした。
まじ竜、女子みたいだなぁー。

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