いつもの日常
「華氏109゜F位」
「華氏じゃ分かんないから摂氏で頼むよ、しかも合ってるの? それで……」
「ん~と、37度6分5里」
「いや、里まで分からないから、そんな機能高くないから……」
そんな半ば専門的な単位のやりとりをしていると、ユウとミキが帰って来た。「ミキお姉ちゃん、マイが風邪をひいたみたいです」
それを聞くと、ミキは驚いたように軽く目を見開き言った。
「マイが? バカは風邪を……っていうのに?」
「ミおキ姉ちゃん、バカでも人間だから一応風邪をひくよ」
「そうだよミキさん」
と、聞き手だったユウが持論を語り始める。
「華氏じゃ分かんないから摂氏で頼むよ、しかも合ってるの? それで……」
「ん~と、37度6分5里」
「いや、里まで分からないから、そんな機能高くないから……」
そんな半ば専門的な単位のやりとりをしていると、ユウとミキが帰って来た。「ミキお姉ちゃん、マイが風邪をひいたみたいです」
それを聞くと、ミキは驚いたように軽く目を見開き言った。
「マイが? バカは風邪を……っていうのに?」
「ミおキ姉ちゃん、バカでも人間だから一応風邪をひくよ」
「そうだよミキさん」
と、聞き手だったユウが持論を語り始める。