いつもの日常
「無理だから、てか意味ないからね? 心配して損したよ」

ミキやユウもそう思ったらしく二人はミキの部屋へと移動を開始していた。

「ゆっくり休んで風邪を治せよ、バカは治んないだろうけど……」

そう言って出てこうとするチサを呼び止め、マイが一言。

「じゃぁツンデレ風は?」

それを聴いたチサはこの時

「バカは一生治らないなぁ……」

と、呆れた表情で呟いていた。
もちろんマイには聞こえない声で。
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