いつもの日常
いつもの日常+人物紹介
「おじゃましま~す」
玄関を開けのんびりとユウが裏乃家に訪れた。
「やあユウ兄」
「今晩はマイちゃん、チサちゃんは?」
「もう寝たよ、ところで今日はミキ姉特製のシチューだけど食うか?」
スプーンを片手に、それをユウに向けながらマイが尋ねる。
「余ってるなら頂くよ」
「了解、じゃぁ余ってるか聞いて来ようか」
言って立ち上がり、マイは台所へ向かう。
ユウもその後へ続く。
台所には制服にエプロンをつけたミキが、鼻歌をBGMに皿を洗っていた。
そこにマイが声を掛ける。
「ミキ姉~ユウ兄が食べたいんだって、大丈夫?」
とたんミキは顔を赤らめ両手で赤くなった頬を隠し、もじもじと言った。
「じゃぁお布団敷いて来るね~、あ、でもマイやチサがいるからユウの家でもいいかしら?」
一人でテンションがうなぎの如く上がるミキにマイは冷静かつ真剣に
「そういう事は連れ込み旅館でやんなよ」
と、真顔で一言。
「……………」
ミキははっと顔を背け、ユウも誰もいない廊下に顔を背けていた。
玄関を開けのんびりとユウが裏乃家に訪れた。
「やあユウ兄」
「今晩はマイちゃん、チサちゃんは?」
「もう寝たよ、ところで今日はミキ姉特製のシチューだけど食うか?」
スプーンを片手に、それをユウに向けながらマイが尋ねる。
「余ってるなら頂くよ」
「了解、じゃぁ余ってるか聞いて来ようか」
言って立ち上がり、マイは台所へ向かう。
ユウもその後へ続く。
台所には制服にエプロンをつけたミキが、鼻歌をBGMに皿を洗っていた。
そこにマイが声を掛ける。
「ミキ姉~ユウ兄が食べたいんだって、大丈夫?」
とたんミキは顔を赤らめ両手で赤くなった頬を隠し、もじもじと言った。
「じゃぁお布団敷いて来るね~、あ、でもマイやチサがいるからユウの家でもいいかしら?」
一人でテンションがうなぎの如く上がるミキにマイは冷静かつ真剣に
「そういう事は連れ込み旅館でやんなよ」
と、真顔で一言。
「……………」
ミキははっと顔を背け、ユウも誰もいない廊下に顔を背けていた。