いつもの日常
「ミキお姉ちゃんいたから」
戻ってきたチサがドアから覗き込むようにして言った。
「ミキ姉どこにいたんだい?」
とっさにユウと話し合っていたマイが聴き返す。
「こっち」
と、短く言いながら指をさし、廊下の奥へと歩き出した。
ユウとマイが互いに顔を見合い、立ち上がりそれに後に続く。
そして、ミキの部屋の前に来ると部屋の中を指差す。
中には制服のままベッドの上に寝ているミキの姿があった。
「チサ、何でここにいるって分かったの?」
「ミキお姉ちゃんが帰って来た時『ちょっと疲れて寝るからご飯の支度ができたら起こしてね♪』って、ば?」
ユウが顔を赤らめ、気まずそうに
「そういうことしちゃダメだよ、しかも寝てるのに……」
言いながらユウは、ポケットからおもむろに携帯を取り出しカメラを起動する。
「でも写真くらいなら……待ち受けにしたいし……」
「写真はいーのかよっ……」
呆れるマイを横目にユウは嬉しそうにミキの寝顔を撮り続けていた。
戻ってきたチサがドアから覗き込むようにして言った。
「ミキ姉どこにいたんだい?」
とっさにユウと話し合っていたマイが聴き返す。
「こっち」
と、短く言いながら指をさし、廊下の奥へと歩き出した。
ユウとマイが互いに顔を見合い、立ち上がりそれに後に続く。
そして、ミキの部屋の前に来ると部屋の中を指差す。
中には制服のままベッドの上に寝ているミキの姿があった。
「チサ、何でここにいるって分かったの?」
「ミキお姉ちゃんが帰って来た時『ちょっと疲れて寝るからご飯の支度ができたら起こしてね♪』って、ば?」
ユウが顔を赤らめ、気まずそうに
「そういうことしちゃダメだよ、しかも寝てるのに……」
言いながらユウは、ポケットからおもむろに携帯を取り出しカメラを起動する。
「でも写真くらいなら……待ち受けにしたいし……」
「写真はいーのかよっ……」
呆れるマイを横目にユウは嬉しそうにミキの寝顔を撮り続けていた。