You everything to me.




「忘れたなら言ってよね!



いつでも頼ってよ!友達でしょ?」





そう言ってかんなは私に




ピンクの可愛らしい傘を差し出した





「...。」




何分の時間が沈黙として



過ぎただろう?




不意にかんなが言葉を発した




「.. 紗季 ? 」





中々傘を受け取らなかった




私をきっとかんなは不思議に思ったはず





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