【超短編】わたしの大嫌いなお兄ちゃん
寝たきりのパラダイス
***
あー……最悪だぁ。
お兄ちゃんはわたしが起きるよりも早く、もう旅行先への沖縄に旅立って行ったというのに。
わたしはというと
39℃の高熱をだしてしまいベットで寝込んでいます。
そりゃあ熱くて寝れないわけだよね……。
せっかくお兄ちゃんがいないパラダイスなのに
なんて間が悪いんだろう。
わたしはそれから3日も寝込んじゃったんです。
だんだん熱も治まってきて
そろそろベットの中が退屈になってきた頃リビングで電話が鳴っているのに気がつきました。
ルルルルルル~…ルルルルルル~…
あれ、誰もいないみたい。
しょうがない……。
わたしは重い体を引きずって、電話にでました。
うう、まだツライ……。
電話の相手はお兄ちゃんでした。
なんか、いない間のテレビ番組の予約頼まれたんですけど……。
自分はわたしの消しちゃう癖にぃ!!
っと
あれ
なんだか急に……
頭が…
クラッと
……ヤバ。
―――ガタガタガタン!!
急に眩暈がして、わたしは受話器を持ったままその場に倒れてしまいました。
『おい?!どうした?!おい!!』
受話器の向こうでお兄ちゃんの声がうっすらと聞こえる気がする
…けど
……体に力が入らない。
わたしはそのまま意識を失ってしまいました。
あー……最悪だぁ。
お兄ちゃんはわたしが起きるよりも早く、もう旅行先への沖縄に旅立って行ったというのに。
わたしはというと
39℃の高熱をだしてしまいベットで寝込んでいます。
そりゃあ熱くて寝れないわけだよね……。
せっかくお兄ちゃんがいないパラダイスなのに
なんて間が悪いんだろう。
わたしはそれから3日も寝込んじゃったんです。
だんだん熱も治まってきて
そろそろベットの中が退屈になってきた頃リビングで電話が鳴っているのに気がつきました。
ルルルルルル~…ルルルルルル~…
あれ、誰もいないみたい。
しょうがない……。
わたしは重い体を引きずって、電話にでました。
うう、まだツライ……。
電話の相手はお兄ちゃんでした。
なんか、いない間のテレビ番組の予約頼まれたんですけど……。
自分はわたしの消しちゃう癖にぃ!!
っと
あれ
なんだか急に……
頭が…
クラッと
……ヤバ。
―――ガタガタガタン!!
急に眩暈がして、わたしは受話器を持ったままその場に倒れてしまいました。
『おい?!どうした?!おい!!』
受話器の向こうでお兄ちゃんの声がうっすらと聞こえる気がする
…けど
……体に力が入らない。
わたしはそのまま意識を失ってしまいました。