話し屋 (短編集)
ガラッ



「あれ、綾瀬。もしかして曲が終わるまで外で待ってた??」



「えっうん・・。」



「別にいつもみたいに入ってこればいいのに。」



と笑いながら言った。



「何かあの曲を弾いている時の悠矢先輩は邪魔しちゃいけないような気がして・・。」




「何で・?」



「・・・あの曲、悠矢先輩が好きな人を思って作ったんですよね??」



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