話し屋 (短編集)
「あ~い!!また、こんなとこで音楽室のピアノ聞いてるの??」
と幼稚園から親友の紗希が飛びついてきた。
「わっ!びっくりしたなぁ~。うん。この場所からが1番良く聞こえるんだ。」
この場所とは、1部の生徒だけが知っている日当たりの良い野原みたいなところだ。
たまにお昼休み昼寝をしている人を見かける。
「へぇ~。そんなに好きなら音楽室に行って聞きに行けばいいのに~。」
「なっ!無理だよ・・。こっそり聞いてるなんてバレたら気持ち悪がられそうじゃん。」
「そうかなぁ~私だったら隠れファンがいてくれたら嬉しいけど・・。愛はさっ、このピアノ誰が弾いてるか気にならないの??」
「うう~ん。気になるけど・・。音楽室に行くのはちょっと勇気がいるかな・・。」
「そっかぁ~。あっ!!もう、こんな時間!!私今日、炊事当番なんだ!!ごめん!!先に帰るねっ!!」
と言い慌てて帰って行った。
紗希の家は両親が海外出張のため、家にいないので、紗希のお姉さんと紗希が交代して炊事を行っているのだ。
と幼稚園から親友の紗希が飛びついてきた。
「わっ!びっくりしたなぁ~。うん。この場所からが1番良く聞こえるんだ。」
この場所とは、1部の生徒だけが知っている日当たりの良い野原みたいなところだ。
たまにお昼休み昼寝をしている人を見かける。
「へぇ~。そんなに好きなら音楽室に行って聞きに行けばいいのに~。」
「なっ!無理だよ・・。こっそり聞いてるなんてバレたら気持ち悪がられそうじゃん。」
「そうかなぁ~私だったら隠れファンがいてくれたら嬉しいけど・・。愛はさっ、このピアノ誰が弾いてるか気にならないの??」
「うう~ん。気になるけど・・。音楽室に行くのはちょっと勇気がいるかな・・。」
「そっかぁ~。あっ!!もう、こんな時間!!私今日、炊事当番なんだ!!ごめん!!先に帰るねっ!!」
と言い慌てて帰って行った。
紗希の家は両親が海外出張のため、家にいないので、紗希のお姉さんと紗希が交代して炊事を行っているのだ。