話し屋 (短編集)
愛の遺書
旦那が長い闘病生活を終え、先月亡くなった。



80歳。



長生きした方だろう。



死に顔は安らかで幸せそうだったので、私は悲しい反面嬉しかった。



辛い思いをして死なれるより安らかな顔で逝って欲しい。



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