赤い瞳の先に~吟遊詩人の歌~
ある日の事、ユールと二人の兄は狩りに出た。


獲物を追って行くうちに、激しい雷雨に見舞われて、辿り着いたは闇の森。


恐ろしい魔女の城だった。


鳥の巣のように絡まった、黒髪の間から見える鋭いやぶにらみの目。

歪んだ口が恐ろしい言葉を紡いだ。


< 5 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop