俺は恋する乙女
季節外れ
ふぅ
なんとか間に合ったぜ。
こっちかなー?
校長室は。
あったあった!
コンコン
「失礼しまーす。」
がちゃ。
「おぉ!キミが空くんかな!?」
「はい。そうです。」
校長先生っぽい人に返事した。
「私はここの校長をしている、
キミのお父さんの後輩なんだ。
よろしくな!」
「よろしくお願いします。」
なるほどね。
親父の後輩なのか。
だからこんな中途半端な時期でも
簡単にはいれたわけね。
「キミの成績は見せてもらったよ!
この学校でも優秀な方だ。」
「はぁ。ありがとうございます。」
「もうすぐキミの担任の先生が
来るはずなんだが…」
コンコンコン