好きなのに…
女子「ねえ~、奏~、今日遊びに行って
     いい?」

奏「全然大丈夫だよ、
   困る人だれもいないから」

女子「やだ~、彼女がいるじゃな~い」

奏「そんな奴いたっけ?」

女子「奏ったらひど~い(笑)」



今、私の後ろで話しているのが、
私の彼氏の奏くん

奏くんは私のことを彼女だと思っていないし、好きでもない

きっと、何も思っていないと思う…
だから、女の子といつも遊ぶんだ

告白したのも、好きになったのも、
わたしからからだった
それぐらい好きなんだ

はっきり言って、
他の女の子と遊ぶのはいやだ
別れたいとも思う…


だけど…
私は奏くんが好きなんだ

こんな私と奏くんが出会ったのは、
入学式だった

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