君だけ



結城 里紗

それが私の名前だけれど、まともに呼んでくれるのは家族だけ


友だちがたくさんいる人にも派手な人にも憧れや尊敬の気持ちはある

でも、私にはこのスタイルが合っている気がするし、実際これが落ち着く


だから私自身、変えるつもりはないし、変えようとも思わなかった




それなのに、ある日を境に私のスタイルは変わってしまった






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