私の好きだった人。
「えーぐっちーさんはどっち?ファミレスだよな!」
そう言ってきた佑真。
「んや、うちもマック派」
「ぐっちーさん裏切り者!」
「あぁ、そう」
「冷たいな!」
「っさい。ねぇ、女の子たちはどっちがいい?」
私は、佑真を冷たく交わして後ろを歩く女の子たちに聞いた。
「近いし、マック」
「わたしはどっちでも」
「あたしもマック」
三人の言葉を聞き、私は、パッと佑真に視線を移す。
「はい、6対1でマックね」